日本の醤油発祥地、重要伝統的建造物保存地区『湯浅』には、『角長』という老舗の蔵があります。今回、その『角長』の蔵内見学が、遂に実現しました!!
本来は、蔵の中は一般開放されておらず、立入禁止なのですが、醤油への興味を熱弁し、ラーメンへの思いを熱く語り、しつこくお願いしまくった結果、蔵の中を案内して頂ける事になりました!!!!
実は、他にも工場見学をさせてくれる、伝統製法の蔵はあるのですが、鎌倉時代からの歴史を、そのまま継承されている蔵は、唯一『角長』のようでしたので、必死にお願いしてしまいました。。
湯浅醤油は、蒸した大豆と炒った小麦を混合し、種麹を加え『醤油麹』を作ります。そして、食塩水と一緒に杉樽に仕込み『もろみ』をつくり、撹拌を重ね、熟成させます。
ソレは、数ヶ月毎に分かれていましたが、色の深み具合は見るも明らかでありました。
味は、奥行きを増し、深みを増し、旨味を増していました。
『んまーーい!!』
そこに木の容器を差し込み、浮いて来たものが『たまり醤油』ですが、舐めさせていただくと、コレが旨味の塊で、虜になり、舐めまくってしまいました。※もちろん、許可のもとでございます。
この技術と伝統製法を、数百年も守り続ける角長代表加納様方に、勝手ながら、日本人代表として、感謝の気持ちを、しつこく、しつこく、お伝えさせて頂きました。
そして、
お店に戻り、いただいた『角長醤油』の封を解くと、蔵の中の香りがそのままに閉じこもっておりました。※酸化防止の窒素も入れずそのままの味にしているそうです。
その匂いを嗅ぐと、麹菌がビッシリついた蔵のぶっとい柱や、杉樽の風景をはっきり思い出し、笑顔が零れ、タレの研究にヤル気が溢れて参ります!!!!
湯浅角長代表加納様、ありがとうございました!!
m(_ _)m !!
タレの完成をどうぞお楽しみに〜♬
ラーメンクリエイター庄野でした!!!!